昨年の第34回サロマ湖100キロウルトラマラソンについて、日本陸連が陸連登録者の部の記録を「非公認」とした。主催者側のミスで、陸連が公認したコースと違う走路を選手が走ったためだ。主催の北海道陸協は「申し訳ない」と陳謝している。
大会は昨年6月30日、北海道湧別町、佐呂間町、北見市を舞台に行われた。男女合わせて3281人が出走。制限時間は13時間で、73・3%の2405人が完走した。このうち陸連登録者は577人だった。
北海道陸協によると、大会実行委が道警に出した道路使用許可の申請書に記された走路と、陸連が公認したコースが微妙に異なっていた。選手を誘導するセーフティーコーンなどは道路使用許可に沿って並べられており、一部ではスタートを前に主催者側が「公認コースの図面と違う」と気づき、直そうとしたが再び元に戻って、選手はそれに従って走ったという。
問題があった場所は、34~4…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル